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らくがき絵日記。ジェフサポ日記。映画・小説などの感想。雑記。

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2005.03
25
Category : 書籍
【小説】誰か/宮部みゆき (★★★★★★★★★

事故死した財閥会長の運転手の過去の人生を調べていくお話。

自転車に轢かれて亡くなってしまった男の遺族の相談を受けて過去を調べる事に。
そこから男の過去を含めた遺族の背景が浮き彫りになっていく。
それに主人公・杉村の家庭などを絡めて物語は進んでいく。
この作品は家族を描いた秀作である。良い部分も悪い部分も含めて。

他のミステリー作品と比べると事件としての魅力は薄い。
だが、それはあくまで”事件”だけに視点を置いて考えた話である。
一つの物語としての完成度は限りなく高い。暖かくもあり残酷でもある。
家族とはいえ自分以外は他人である。だけど、家族の絆といものは間違いなく存在する。
杉村家族を通して、梶田家族を通してそれを学んだ。ああ、結婚がしたい。

宮部みゆきの作る人物たちはどれも魅力的だ。この作品も例外ではない。
杉村なんて普通の会社員なんだけど、どうしてこんなにも好感が持てるのか。
梶田姉妹や義父・今多など他の人物たちも個性的であり印象が濃く残る。
同僚のシーナちゃんがお気に入り。こういう脇役がいるからこそ物語に厚みが生まれる。

良い話で終わらせる事も出来たのに、作品に毒を注入したのも凄い。
物語に感動させるだけでなく、読者に問題を投げかけてくれる。恐れ入りました。
最後の電話の場面と家族で出掛ける場面には思わず涙した。
そうだ。明日、美空ひばりの『車屋さん』を聴いてみよう。

家族の絆は脆いモノかもしれない。だけど、絶対に切れないモノでもある。
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