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らくがき絵日記。ジェフサポ日記。映画・小説などの感想。雑記。

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2006.01
07
Category : 書籍
Theme : 感想文
Genre : 小説・文学
【小説】白夜行/東野圭吾★★★★★★★★★★
byakuya.jpg
迷宮入りした殺人事件に関係した二人の少年少女の19年間のお話。

今までいくつもの物語を読んできた。その中で幾人もの悪人とも出会った。
救いの無いようなバカもいれば、頭の回転が速すぎる殺人鬼もいた。
それらの悪人の中でも、この作品の核となる二人は恐ろしく感じた。
猟奇殺人を繰り返す者たちなんかよりもずっと恐ろしい。
彼らの心に住み着く闇は、恐ろしく深く暗い。それは純粋過ぎる程に。

物語は、二人に関係する人物の視点で描かれていく。
二人の感情や直接的な行動などは描かれていない。だからこそ戦慄を感じる。
世の中で一番恐いものは、殺人や陵辱などよりも、見えないという事。
例えるならば、深夜にトイレへ向かう時の暗闇と静寂。
電気を付けるまでのあの恐怖。見えない"何か"に対する恐怖。
描かない事によって、二人の恐ろしさが際立っている。
ラストでの二人の挙動は、言葉が出ないほど胸に突き刺さった。脱帽です。

二人の関係。これこそ作品の核であり、大きな魅力である。
二人は自分らの人生を白夜に例えている。その中での二人の存在。
この二人の絆こそ究極の愛の形ではないだろうか。
互いに偽り合い、自己満足でしかないありふれた愛なんかより、ずっと美しい。
二人の犯した行為は、決して褒められるものではないが、この絆に憧れさえ感じた。

何も見えない暗闇は太陽が存在しないと夜明けは訪れない。それを愛と呼ぶのだろう。
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