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らくがき絵日記。ジェフサポ日記。映画・小説などの感想。雑記。

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2005.04
30
Category : 映画
【映画】Shall we Dance? (★★★★★★★★☆☆

同名邦画のリメイク版。中年親父がダンスを習っていくお話。

自分は邦画『Shall we ダンス?』が大好きなので期待して鑑賞。
大筋の物語は邦画とほとんど同じだが細部がアメリカンテイスト。
全体を通して邦画に軍配。オリジナルを超えるのは難しいもんです。

邦画との一番の違い。リチャード・ギアかっこよすぎ。悪い意味で。
この作品は冴えない親父が恋心を抱いちゃったりしながらダンスを頑張る話。
そのアンバランスさがこの作品の一番好きな部分だったんだけど、
リチャード・ギアが演じるとオシャレなおじさまの優雅なひと時という印象。
これはこれでアリなんだけど、邦画版の印象が強烈すぎるので見劣りする。

邦画が『冴えないおっさんの恋心』を描いているのだとしたら、
アメリカ版は『家族愛』がテーマ。リメイク版だけど作品の方向性は別物。
アメリカはホームパーティーとか日常的にやっているだろうから、
倦怠期の夫婦愛に的を絞った方が万人受けするんだろうなぁ。
それでもダンスシーンは邦画同様熱くなれるので無問題。

なぜ、人はダンスに興じるのだろうか? それは、ただ楽しいからでしょう。


以下ネタバレ
::more
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2005.04
29
Category : 映画
【映画】理由 (★★★★★★★★☆☆

殺人事件を関係者のインタビューで描くお話。宮部みゆき原作。

原作を読んだのは3年前で細部を忘れていたので興味深く観れた。
やはり宮部作品は人物の造詣が深い。冷たさの中に温かみがある。
原作を忠実に再現している。本当にドキュメンタリーみたいだ。
ただ、この作品の特色から”映像よりは小説の方が向いている”と思う。

一家四人殺し事件に関する人物の証言から物語は構成している。
インタビューしている感覚を出す為に小細工しているのが面白い。
例えば、取材者にお茶を出したり、背後で子供が騒いでいたりと。
暗いテーマを扱っている作品なので、こういう遊び心には好感が持てる。

重要参考人・石田直澄役の勝野洋の凄い渋い演技が冴えていた。
前半の引っ張りを最大限に生かした演技・寡黙さ。素晴らしいです。
40人近い登場人物の中での個人的MVPは宮崎あおい。
最後のビールを注ぐワンシーンのカットで泣きました。良い笑顔です。
あとビニール傘の使い方も秀逸。こういう小道具が物語を厚くする。

作品のテイスト的に万人にはオススメしませんが、私はこの作品が大好きです。
2005.04
28
Category : 映画
【映画】ハイド・アンド・シーク -暗闇のかくれんぼ- (★★★★★★☆☆☆☆

母親が亡くなり心を閉ざした娘と親父の新居での交流を描いたお話。

娘役ダコタ・ファニングの表情は相変わらず凄いね。
この子の演技がこの作品の恐怖の全て。暗闇の中であの真顔は怖すぎる。
「チャーリー、チャーリー、チャーリー」と叫ぶシーンは圧巻の一言。
笑顔と真顔。このギャップが我々の心を激しく揺さぶる。末恐ろしい子です。

肝心の物語・チャーリーの秘密についてはいまいち。
これでも作品としては辻褄は合うんだけどサプライズが足りなかった。
一本線のミステリーなのでネタが満足できないときつい。
それに至るまでの道筋なんかは時折ビクッとなって面白かったけど。

かくれんぼ。この要素を効果的に使っているかと言われたら疑問。
楽しいかくれんぼと怖いかくれんぼ。対照的な二つの描き方は良いが、
言ってしまえば、ただそれだけである。怖いけれど物足りない。
怖いかくれんぼならば、ジェイソンの方がよっぽど怖いしね。
ミステリーとしてもスリラーとしても二流の域を脱していない。

もう、いいかい。……誰からも返事が無かった少年時代のあの夕焼けを僕は忘れない。
2005.04
27
Category : 書籍
【小説】砦なき者/野沢尚 (★★★★★★★☆☆☆

テレビ業界の男たちと報道被害を糧にのし上がった青年の戦いのお話。

『破線のマリス』の続編といえる作品。赤ん坊こと赤松も成長したもんだ。
報道番組を通してメディアの持つ強大な力と恐怖を描いてある。
ニュースで報じられている事柄はよっぽどの事がない限り信じてしまう。
それによって被害を受けている方々は現実にも多くいるだろう。
『破線のマリス』はテレビ業界に突飛した話だったけれど、
今回の被害者は一般人に近い話。インパクトなどで比べると前作よりやや劣る。

読中、宮部みゆきの『模倣犯』を思い出した。
事件としては全く違うけど、メディアを通してカリスマを得る人物としては一緒。
『模倣犯』の網川と今作の八尋を比べるとカリスマを得る人物としての魅力が無い。
若者たちから支持される魅力が感じられない。ここが網川との決定的な違い。
こんだけ人気が出るならば、学生時代から人気者になれるだろ。
”砦なき者”という要素がいまいち八尋と重ならなかった。

テレビを使った戦いなどクライマックスの対決などは面白いが、
上記の二作品と比べて勝る部分が見られない。普通に満足は出来るんだけどね。
長坂の言う”テレビの送り手と受け手の緊張感の無さ”の台詞は印象に残った。
「ブラウン管から送られてくる映像と音声を、
 視聴者はこれまであまりに無感覚で受け止めてきた。
 テレビも視聴者を育てる事ができず、視聴者もテレビを甘やかしてきた」

テレビの情報をただ信じるだけでなく、自らその情報を考えていこう。
2005.04
26
Category : 映画
【映画】真夜中の弥次さん喜多さん (★★★☆☆☆☆☆☆☆

ゲイのカップルが伊勢を目指して旅するお話。クドカンこと宮藤官九郎監督作品。

クドカン監督作品として期待して観たが正直期待はずれ。
改めて思ったが、クドカンは映画よりもドラマ向きだと思う。
劇中の人物の言動や遊びなどは相変わらず上手いけれど、
2時間の作品としてのまとめ方の切れ味がいつものそれでは無かった。

映画とは虚像を描いた映像である。視聴者はそれが現実だとは思っていない。
だからこそ映画中は、その世界が”虚像”であると思い出させてはならない。
今回、クドカンがとった演出の一つにそれを完全に壊すモノがあった。
一気に醒めてしまう。物語に没頭していたのに現実に引き返されてしまった。

その世界でハチャメチャやるのは良い。だか、世界観を壊してしまっては醒めるだけ。
『IWGP』、『木更津キャッツアイ』でもハチャメチャやっていたが、
物語の世界観はしっかりとあったので、心から笑えたし感動も出来た。
『マンハッタンラブストーリー』なんてそのギリギリ具合が最高に面白かったのに……。

所々に笑えるネタが多くあるのはさすが。その場面場面は面白い。
だけど、世界観が壊れてしまっているので、全体を通してみると満足できない。
物語を見たというよりも、虚像の世界をただ見せられたという印象。
やりたい事とかは好きだったのに、これでは勿体無さすぎる。
当然、終盤の盛り上がる場面でも心踊ることなく淡々と見た。

クドカンの悪い部分を集めた作品。残念ながらそう思えて仕方なかった。
2005.04
20
Category : 映画
【映画】誰にでも秘密がある (★★★★★★☆☆☆☆

美人三姉妹の前に現れたイケメンが三人を翻弄するお話。

この作品を見て女性陣は「イ・ビョンホン素敵!」などと思ってはいけない。
「女を馬鹿にするんじゃないわよ!」と某女性議員のように怒らなくては。
こんな欠点の見せないイケメンなんて魅力的ではない。
汗まみれ泥まみれになって駆け回るモテナイ男の方が何倍も魅力的だ。
外見だけに騙されてはいけない。外見だけに………以上モテナイ男の戯言でした。

イケメンがモテモテな話なので物語的には共感出来ないけれど、作品としては好きな方だ。
このチャン・ヒョンスという監督はセンスがある。所々笑える良い描き方をしている。
それと同時ににドスケベな監督でもある。意味の無い下ネタ多いしね(笑)
チェ・ジウのベッドシーンには驚いた。露出はあまり無いけどエロい。一見の価値あり。

終わり方も素敵な物語っぽくまとめているけど、結局は浮気をしまくり話やん。
なんでこれを見て「素敵!」とウットリ出来るのか理解出来ない。
作品としては笑える作りにしているけど、この恋愛模様を見て憤慨してほしい。
”真実の愛とはいくつもの愛の末に気付くもの”と言いたいのかもしれんけど……。

愛とはそんなに軽いものではない。そう思いたいけれど現実では違うらしい。
2005.04
20
Category : 書籍
【小説】ジョッキー/松樹剛史 (★★★★★★☆☆☆☆

第14回小説すばる新人賞受賞作。
腕はあるが冴えない三流騎手が様々な馬と出会い奮闘するお話。

トレセンなどの競馬サークルは、競馬好きにとっては興味深い舞台である。
騎乗馬が少ない騎手が主人公というのも面白い。三流大好きだ!
ただ競馬を知らない人には目新しく思えるだろうが、
競馬好きにとってはありがちなエピソードが多い。
メインターゲットが”競馬好き”ならば物足りないかな。
似たような設定であれば漫画『ありゃ馬こりゃ馬』の方が面白い。

主人公・中島八弥。恐らくモデルは中野栄治。違うかも(笑)
この八弥があまり好きになれなかった。性格とかは嫌いじゃないけど、
”騎乗依頼を得る為に絶対に頭を下げない”という信念が大嫌いだ。
そればかりか師匠に頭を下げさせて騎乗依頼を得ている。ちゃんちゃらおかしい。
そんなのはプライドでもなんでも無い。プロとして失格。
頭を下げて騎乗機会を増やす方がプロとしてのプライドを守る事だと思う。

レースシーン、恋愛部分、人や馬との絆、どれをとっても中途半端。
もっと深く掘り下げられる部分が多い。消化不良も多い。不満不満。
興味のある競馬サークルの話じゃなかったら耐えられなかったかも。

競馬とは人にとっても馬にとってもドラマである。ただそれだけで面白い。
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